コラム

うばい合えば足らぬ わけ合えばあまる

2020/03/01

うばい合えば足らぬ
わけ合えばあまる

相田みつをの言葉です。

 

コロナウィルスの影響で、いろいろなモノが品薄の状態になっています。
マスクに始まり、トイレットペーパーやティッシュ、ウィットティッシュに生理用品。完全に「うばい合っている」状態になっています。

ドラッグストアやスーパーは開店前に人が並んでいます。メディアで品薄という情報にあおられて買っている人の多さにびっくりするばかり。

 

こういった日用品は、基本的には長期間保存がききます。どれだけあってもいつかは使うものかもしれません。だからたくあんあっても困らない。そう思っている人は多いでしょう。

でも。

数年たったティッシュ、使ったことあります?
私はあります。
親戚が長年しまい込んでいたモノを発見し、それを何箱かいただいて
使っていたことがあります。

 

紙は劣化します。
工場と違い、家は湿気や寒暖差を直に受けます。
温度湿度管理をしている場所にティッシュを置いているお宅は
そうそうないはずです。

鼻をかむには適しません。我慢して使いましたけどね。
全て使い切った時は、正直ほっとしました。

 

トイレットペーパーは意外と場所を取ります。
場所代がそこにもかかってます。
いつもストックしている以上にあると、その場所は自動的に「モノ置き」と化します。

 

お宅で一年間にどのくらいのトイレットペーパーやティッシュを
消費しているか、ご存知ですか?

買い占めるよりも、まずは1箱をどのくらいで消費するのか
1ロールは何日で使い切るのかをしっかり把握する必要があります。
使い始めに箱のウラやペーパーの芯部分に日付を書いておきましょう。

使い終わった時に日付を見れば、何日間で使い切ったかわかります。
もちろん、花粉症の季節や来客の有無で変化はあるでしょう。
でもまずは目安を知ることが大切です。
本当に今買わなくてはいけないのかがわかります。

 

うばい合えば足らぬ
わけ合えばあまる

 

必要な人に必要なモノが届きますように。

 

ではでは。トトノエトトノウでした。

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