プロフィール
オオタニナオコ トトノエトトノウ代表 整活改善アドバイザー
(整理収納アドバイザー・産業カウンセラー)
福島県いわき市生まれ、東京都江戸川区出身。東京都江東区在住。
ひとの顔色を窺ってばかりの幼少期
小さいことをクヨクヨと気にして考えすぎる。思ったことがうまく言えず、損をしたと思ったことも数知れず。左利きの早生まれで、同学年とは何をしても二回り位遅かった。ひらがなが書けずに居残りをさせられた苦い思い出がある。
音楽が少しだけ好きな学生時代
幼稚園の頃からピアノを習っていたものの、全く上達せず。小学校・中学校(ちょっとだけ高校)でブラスバンド部に入部し、パーカッションを担当。TBSこども音楽コンクールに出場したり、NHK交響楽団の見学に行かせてもらえたり、強豪校でもないのになぜかパーカッションがたくさん搬入されてきた中学校で演奏できたりと、そこそこ運のいい学生時代を送る。
現在につながる中学時代のできごと
中学時代に「学校外に出られるから」という怠惰な理由で奉仕活動クラブ(現在のボランティアです)にはいり、ヒトのためになることが意外と楽しいことに気づく。この頃は片づけが本当に苦手で、タンスの中に制服や私服を押し込んでいたためにいつも服はシワシワだった。部屋の中にモノが散乱だったことに母が業を煮やし、学校から帰ってくると散らかったモノの山が部屋の中央に作っていたほどだ。片づけ苦手はかなりのものだった。
ヒト相手の学生時代、コンピュータ相手の会社員時代
自宅で祖父の認知症の介護をしていたことから老人福祉や障害者福祉に興味を持ち、社会福祉の専門学校に入学。ボランティアや実習で福祉の楽しさや大切さを感じながらも、「他に何かできるのではないか?」と若さゆえの思いから、全く畑違いの小さなIT企業へプログラマーとして入社。しかし理数系の考えに追い付かず「プログラムとはなにか」が全く理解できない超劣等社員時代を過ごす。アットホームな会社で手取り足取りいろいろなことを学ばせていただき、在籍した10年の間に仕事だけでなく社会性も身についた。しかし「ワタシはITには不向き」という思いがずっとあり、IT以外の職種を求めて退職。このあたりから自分探しの旅が始まる。
自分探しの旅と模様替え
リフレクソロジーの学校へ行き、卒業後仕事に就くも、半年でクビ。アロマ、カラーコーディネート、中国茶、カリグラフィーなどなど「何か他のことができるのではないか?」と可能性を求めていろいろ手を出し続ける。しばらくは専業主婦をしており、この前後から部屋の家具の配置換えにはまる。夜中にふと配置換えをしたくなり、ひとりでガタガタと大型家具を動かすことも多々あった。また収納グッズにも興味を示し、ホームセンターで便利グッズを見るのが日課となっていた。
資格取得とシステムエンジニア
旦那さんが会社を辞めたことから再び派遣社員でシステムエンジニアとなる。
2年の派遣社員経験ののち、知り合いの課長さんに直談判して個人事業主SE(システムエンジニア)として活動開始。ここから約4年間同じ派遣先で働くも、契約会社やエンドユーザーの業務請負条件に従うように、フリーとして2社、契約社員として1社を渡り歩く。結果、リーマンショックの影響で契約切りにあう。再び「ワタシはITには不向き」熱が高まり、整体の学校へ入学(現在、自主休学中)。そこで学んだ心理学に傾倒し、産業カウンセラー取得に向け、養成講座に通いだす。講座受講中に、仕事のために単身赴任していた旦那さんにココロの病気が発覚。資格は取得したものの、家族を助けることのできないジレンマに自らも相当悩む日々が続いた。仕事は広告代理店、ハローワークの職業相談員を経験したが、金銭的・精神的に辛い日々が続き、不向きだと思っていたSEに契約社員、フリーとしてみたび復帰する。
片付けの仕事、そして講師業へ
その後離婚を経験し、苦手だった片づけを克服したいと整理収納アドバイザーを取得。しばらくはSEと片付けの仕事を複業をおこなう。片づけ苦手を克服できなかったものの、整理整頓が単なる片付けの手段ではなく、仕事、生活などあらゆるシーンで役立つ人生の根幹であることに気づく。SEは引退し、2016年2月にトトノエトトノウを開業。個人宅・店舗等の片づけ業務を開始する。並行して「片づけは苦手だけど整理整頓の大切さは伝えたい」と強く思うようになり、ここから「講師」の道が開ける。整理収納アドバイザー2級認定講師の他、起業塾講師、子供向けプログラミング講師と講師業を経験、現在では全国で整理整頓術やメンタルヘルス、パソコン活用術などのセミナーや講演を行っている。