片づけ方

片づけとは捨てることではなく「元に戻す」こと。

部屋を片付けられない。部屋の片づけ方がわからない。ワタシも以前は、一時はキレイになるけどすぐ元に戻っている状態に困ってました。整理収納の概念を知って、自分のやり方が間違っていることに気づいたのです。

片づけとは「捨てること」だと思っていたワタシ。以前はモノを溜めて、一気に捨てることを繰り返してました。一見キレイにみえる状態であっても、タンスの中は服であふれていたり、どこに何があるかわからなかったり。収納グッズや100円ショップは空きで、あれこれと買っては上手に使えないことばかり。いつか使えるのではないかと、収納グッズは増えていきます。また、当時は家具の配置換えもしょっちゅうで、夜にふと思い立ち、ガタガタとひとりでタンスを動かす…なんてこともやってました。(今でもその衝動に駆られるときはあります…)でも整理収納を学んで、そうではないこともわかってきました。

片づけは元に戻すことです、と聞いて「なーんだ…」と思ったあなた。まだ早いですよ!
では、どうして片づかないのでしょう?
日頃ワタシたちは「片づけしなさい!」と言われると散らかっているものをしまい、掃除機をかけて雑巾で拭いて…という順序になりますね。でも「掃除しなさいっ!」と言われても、「片づけしなさい!」の行動と同じ人は多いでしょう。では何が違うのでしょう??

掃除というのは、日常の埃や汚れを落とすことです。だから掃除機や雑巾が登場します。片づけをしようと、しまう場所に埃が汚れがあったら掃除も組み合わさります。一緒にやると片づけと掃除が混同してしまい、余計面倒になるのです。片づけと掃除、まずは分けて考えるといいですね。

片づけは夏休みの宿題に似ている

片づけは面倒です。そんなこと言っていいの?と思うかもしれません。ワタシも実は、毎日の片づけは「めんどくさいなー」と思ってます。
野球を見るのは好きだけどやるのは苦手
勉強は得意だけど人にはうまく教えられない。
料理は得意だけど毎日はめんどくさい。
ひとそれぞれです。片づけが得意だけど好きではない人もいるでしょう。片づけが楽しくなったけど、得意とはいえない人もいます。
子どものころにみんなが苦労した、夏休みの宿題を思い出してください。あなたは計画的に進めていくタイプですか?それとも先にやってしまうタイプ?もしかして、最終日に泣く泣く親に手伝ってもらった?(ワタシは…一番後者でした)
片づけは実は日々の積み重ねです。たくさん散らかってしまったら、その分一気に片づける必要があります。一気に片づけるとスッキリ度合いも違い、いつもよりお酒がおいしい…という事もあるかもしれません。しかし間違いなく時間がかかります。埃がたまっていたら拭いたり、掃除機をかけたり…労力もその分かかります。

面倒だからラクにしよう

毎日面倒な片づけ。ならば、元に戻す仕組みをラクにすればいいのです。よく使うコップは一番しまいやすい場所に収める、それだけで変わります。そのためには自分はどの引き出し、どの棚、どの位置が使いやすいのかを知っておくといいですね。あまり使わない洋服が使いやすい位置にあったために、引き出しを入れ替えただけで使い勝手が劇的に変わったお客様もいらっしゃいました。片づけの前にやること。それが整理収納です。「使う使わない」「いるいらない」「必要不必要」を分けるのは整理ですね。そして「いるモノ・つかうモノ・必要なモノを使いやすい場所に収める」のが収納です。片づけをしたくても、いらないものであふれていたら、どうなるでしょうか?

なんでトトノエトトノウは「片づけサービス」と名乗っているの?

整理・収納・片づけ。それぞれ役割があるのはお分かりいただけましたね。でも、トトノエトトノウが一貫して「片づけ」を名乗るのはなぜか?それは2つの理由があります。ひとつは片づけという言葉が一般化しているからです。そして、日々の生活や家事、片づけがしやすくなるようにお手伝いするのがもう一つの理由だからなのです。

整理収納片づけは人生に活かせる!

「使う使わない」「いるいらない」「必要不必要」を分けるのは、実はとても大変です。時間もかかるし疲れます。でも、これが少しずつできるようになると、生活のあらゆる場面で応用できるようになります。日々の食事の買い物からレストランのメニュー、就職先、結婚相手に至るまで、人生は選択の連続です。なんとなく決めることもありますが、いざというときの取捨選択が身につくのです。

なるべくラクに生活したい。そのための一歩。トトノエトトノウと一緒にやっていきませんか?