仕事の効率を上げるのに整理収納が役に立つ理由
2017/04/14
効率化を図ることと整理収納が関係する?
仕事の効率を上げることは、働く誰もが問題視します。残業が減るのにやりたい仕事は終わっているのは理想的な状態です。しかしうまく効率を上げることは結構難しいもの。そこで役立つのが整理収納の考え方です。
今抱えているシゴトはどれだけあるの?
整理収納はモノがどれだけあるか把握するところから始まります。クローゼットだったら、そのなかにある洋服や小物をすべて出すのです。出すことで、奥に眠っていたモノを発掘したり、持っている洋服の傾向も見ることができます。
同じように、仕事がどの位あるのかを頭の中で考えるのではなく、しっかり見える化しましょう。目で見て確かめることで、どれだけ抱えているのかを確認します。忘れていたものを思い起こさせたり、誰にも話していない(こっそり処理しようとしていた)問題が浮き彫りになるのも見える化の効果なのです。
その仕事は自分しかできないこと?他の人にも協力してもらうことはできる?
クローゼットの全てのモノを出したら、次はひとつひとつみて要不要の判断をします。ひとつずつというのもポイントです。仕事も同様にひとつひとつ作業を判別します。似たような仕事をみんながやっている場合もありますし、ひとりに負荷がかかっている場合もあるでしょう。ただ、仕事に不要という言葉はないかもしれませんので「自分がやるべき仕事か」「他のひとがやってもできる仕事か」の判断をつけます。
仕事を抱えてしまう人の傾向として「人に任せるくらいなら自分でやったほうが早い」「人に教える時間があるなら自分でやります」という理由がありますね。しかし、教えたりする手間がたとえかかっても3か月後に自分が楽になるのなら、今は大変でも人に任せる選択肢を持っておくべきです。また、自分以外にも作業ができる人がいることで、病気等で急にできなくなった場合のリスク分散にもつながります。
いつ作業に取り掛かる?どれを先にやる?
要不要の判断がついたら、季節や着用頻度など、行動パターンも考えながら分類します。仕事も同じように、優先順位や難易度などを意識して分類します。また今やらなくてもよい仕事や、今は自分がやるけどいずれは他の人に引き継ぐ等を見極めておきます。
作業の手順を見極める
いよいよ収納です。8割収納といって、ぎゅうぎゅうではなく余裕を持つ収納を心掛けます。本来は仕事も同じで、予期せぬ作業のために余裕を持つことも効率化につながります。そうは言っても収納場所も仕事時間も限られます。今はぎゅうぎゅうでも将来ラクになるように、使いやすく、よりもしまいやすくがポイント。作業も未来の余裕のために「これは自分が2週間で作業」「Aの作業が終わったらあとはBさんにお願いする」と切り分けたり事前に根回しすることで自分だけでなく一緒に作業している人もラクになったり順序が把握できるようになるのです。
あなたの仕事も、整理収納の考え方で効率よく回せるといいですね。
ではでは。
トトノエトトノウでした。