コラム

ライフワークバランスフェスタ東京2017に行ってきた。

2017/02/10

「働き方を見直すいきいき職場を応援!」
そんな見出しのついている、ライフワークバランス東京フェスタを覗いてきました。
仕事の合間、昼前だけでもと東京国際フォーラムへ。

このイベント、9年前から開催されていた様子。
実は、どんな催し物か、サイトを見てもいまひとつわかっていなかったのでした。
企業への認定授与式とか、パネルディスカッションとか…果たして何をやるのかしら?

見学者はパラパラ…。
ほとんどは関係者とプレスなのではないか?と思うような状態。
パネルディスカッションの前だったから?時間帯が悪かったかな?

東京ライフバランス認定制度という制度があるのは存じ上げませんでした。
働き方について前向きな取り組みをしている300名以下の企業や法人が名乗りを上げて、
機運を高めましょう、というものです。
長時間労働削減取組・休暇取得促進・仕事と育児・仕事と介護・勤務形態導入・女性活躍の
6部門あり、それぞれがすばらしい取組をされています。

週二回のノー残業デー実施や
仕事が終われば終業30分前に変えれる制度、
在宅勤務やフレックスを積極的に取り入れたり
パパ休暇制度があったり。
取り組みは各企業さんそれぞれです。
「働き方改革の取り組みをやってます!」と
大手を振って宣言している企業もあるのだなと感じました。

また、出展ブースは取り組みを発表する場もだと思ってましたが、
予備知識ゼロで行ってしまった私には、
何をお伝えしたいのかが質問しても正直わからない団体や
(取り組みを伝えたい?業務内容を伝えたい?はたまた人材を募集している??)
何をしているかわからない(ただ座っているだけ…)のブース、
寄るのも怖い(すみません…)行政ブースがいくつもありました。
出展することがゴールとなってしまっているように見受けられていて
ちょっと残念でした。

意気込みを感じる企業ももちろんあり、
お話をたくさん聞かせていただいた会社さんもあったのですが、
一般企業がもっと参加できる仕組みがあるといいのにとも感じました。
いや、門扉は開いているのだと思いますが、浸透していないのではないかとも
思いました。
一般企業が求めるのは「業績はUP。でも働き方もかえたい。」という
双極の部分。認定企業はそのあたりを重視してブースを設ける必要がありますし、
理念とともに業績や成功事例があるとよかったです。

本来は、このブースを見て取組を講じていない企業が「よし!今年はうちの会社も取り入れよう!」と思わせるのが目的であるはず。

また出展側からすると「このような取組を行なっている会社なら安心だ。うちの会社と取引してもいいな」と思って欲しいはず。

相互がWIN-WINとなるようなイベントだといいですね。
‥もしかしたら、そのようにブースを作っていたのかもしれませんが、ワタシが見逃したのかもしれません…。

短時間でしたが、企業の働き方を垣間見ることができたイベントでした。

来年はもっとポイントを押さえて
しっかり見たいと思います。

ではでは。トトノエトトノウでした。

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