コラム

片付け苦手さんは100円ショップの魔力にご用心

2018/07/06

100円ショップ。なんでも売っています。こういうのがあったらいいな…が結構売ってます。試しに買ってみるか、という気にさせるリーズナブルさ。フラっと入れる間口の広さ。数年前と違いデザインにもこだわっているので「これ100円ショップなの?」と思わせるものが多くなりました。お客様の片付けをさせていただく際にもよく利用させていただいてます。収納グッズを買いたいけど、イメージが浮かばない場合に仮置きする場合にも普段使いにも利用します。もちろん自宅にもいろいろ使ってます。一度お店に立ち寄ると「あんなことができそうだ」「こんな形にできるかも」と想像しながら時間がたつのを忘れてしまうこともあります。
 

100均の難点

100円(プラス消費税)というお手軽さから、逆に使わないものまで購入してしまうのが難点です。「何か買おうと思って来たけど、何買うんだったけ?」と言いながら、様々なものを買ってしまう親子連れ。次々と細かいモノを買い物カゴに入っていく光景を何度も見たことがあります。お店に入ると何か買わないと気がすまなくなってしまうのは、まさに100均マジックですね。購入するときは使うはずと思っていますから、ムダだなんて思っていません。家に帰って「引き出しにうまく入らない」「高さがあわなかった」「使い勝手が悪い」となっても「どこかで使える」「いつか使える」と、思ってしまうのです。なかなか処分できないのも100円ショップの魔力です。

 

100均グッズでも、なにを入れるか何に使うかを考えよう

お客様の経験談です。冷蔵庫の野菜室で使おうと、100均で大きなかごを購入しました。それまで使っていたのは小さな段ボール。丈夫だけど紙だからあまりよくないと購入したのですが、残念ながら使い勝手が悪く、しかもかごを使うと野菜が入らないという悲しい結果になってしまいました…とのこと。おうちの冷蔵庫の大きさはもちろんですが、角の丸みやちょっとしたでっぱり、棚受けも意識する必要があります。冷蔵庫だけでなく、棚に使用するカゴ、小物入れは何を入れる予定なのか、何に使うのか、引き出しや棚に入るかなど、サイズも見て考えてから購入しましょう。
 

会計前に本当に必要か?かごの中チェック

カゴや小物入れだけではありません。フックや付箋やハサミやケータイの充電用コード、食品に食器、化粧品やカー用品。実に多種多様なグッズが売ってます。本来ならば、何を買うかチェックして…などとお伝えするべきなのでしょうが、100円ショップの魔力は強力です。いろいろなモノをかごに入れてしまうのは仕方がないこと。しかし、ここでもできることがあります。お会計前にかごの中をチェックしてみてはいかがでしょうか。本当に必要なの?本当に使う?再度問いかけると、いらないものが出てきます。水際でムダ買いを防ぐことができるかもしれませんよ。
 
とても楽しい100円ショップ。上手に賢く活用しましょう。
ではでは。
トトノエトトノウでした。

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