本が捨てられないときはどうしたらいいの?
2017/06/10
本は捨てられない人が多い
本は捨てられない、処分しにくいモノのひとつです。破けたりしない限り形はそのままですし、あとで読み返すかもしれないという思いが強く残るのも本の特徴ですね。お客様の所へお邪魔すると、本で趣味嗜好がよく表れます。性格も出ているかもしれませんね。悩んでいたり、意識を高めたいことが本によく出ます。ちなみに、片づけられないと悩んでいる人は、片づけの本が何冊も出てくる人が多いですね。
ワタシも以前は、本が捨てられない人でした。どんな本棚を買おうか、ずーっと悩んでいた時代がありました。Amazonをみてはコンパクトでいいな、でもスライド式だと2段でしまえそう、では600冊入る通販生活のモノを買おうか…。友達には「いつもそんなこと言ってたよね」と笑われます。それが、今ではほとんど本を所持しなくなりました。考え方を変えたのです。
写真集など表紙がステキな本もありますので、飾る目的でジャケ買いをする人も中にはいるかもしれませんが、基本的には本は読むためのもの。もし誰かが読んでくれるなら、その人の手に渡ったほうが本も喜ぶのではないでしょうか。もし読みたくなったら古本でも買える時代。図書館だってあります。電子書籍が出版されているものもありますね。ワタシは、どうしても手に入らなそうな本やサイン本、仕事で使用するモノなどは手元に残しておりますが、それ以外はだいたい処分しました。
作家さんの立場は買って、そして読んでほしい
テレビである芸人さんが「本は読んだらすぐ処分する」「もう一度読みたくなったら、また買う。その方が作家さんに印税が入るし」といったことをお話しされていました。非常に読書家の芸人さんで、一理あるなと感心しました。さすがに私はそこまでマネできません。どうしてももう一度、となれば購入しますが、どうしても手元にとっておきたい本がどれだけあるか、ということでもありますね。本は作家さんが精魂込めて時間をかけて書いたもの。あんな人に読んでほしくて書いているのではないでしょうか。読まなくても売れれば印税は入るのでしょうが、本棚に「積ん読状態」は悲しくないのかしら、とも思うのです。これは通常のモノにもあてはまります。買ったけど袖を通してない服や、特売で買ったけど、冷蔵庫に入ったままの食品と同じこと。せっかく何かのきっかけで巡り合った本なのですから、買ったらすぐ目を通してみましょう。それが、作家さんにとってもうれしいはず…です。
余裕のある書棚をお持ちの方は、必ずしも処分する必要はありません。でも、本がたくさんあって生活しづらくなっていたり他のモノが入らない状態であれば、読んでいない本をみつけてみましょう。おうちにある本を全てくまなく読んでいる人は少ないでしょう。処分の方法がわからない人もいますね。現在はダンボールに詰めて電話すれば、集荷してくれるところもたくさんあります。もし、処分したいけど方法がわからない場合はお手伝いいたしますので、お気軽にお問い合わせくださいね。
ではでは。トトノエトトノウでした。