コラム

片付けに必要な3つのこと。

2018/10/02

片付けに関する書籍や雑誌、テレビが本当に増えてます。何冊も持っていたり、毎週その番組を楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。片付けが認知されることはとても良いこと。今まで自分のやり方で何となくやっていた片付け。それが体系化されているので、参考になったり真似したりできます。

書籍や雑誌、テレビはbefore→afterを見せることが多いので、過程はあまり出てきません。また、その後もどうなっているかも出てこないことが多いのです。片付けそのものにはもちろん意味があり、スッキリしたり気持ちよくなったりといいことづくめです。でも、そこに必要なモノもあります。それが
「体力」「決断力」「ルール」です。

片付けはけっこう疲れる

そうなんです。片付けはささっとできません。量の多さと体力、時間は比例します。一気にやると、それだけ体力も時間も使います。少しずつやれば、それだけ体力を使わずに済みますが、進まない、目に見えた変化がないと感じてしまいがち。自分の体力とも相談してやる必要がある場合は、ブロックに分けて進めていくことをおすすめします。

片付けには「処分する」という決断力が必要

いるいらないの判断は、決断力を強いられます。モノが処分できない、所有欲が強い、形見のモノなどはなかなか決断ができません。また、家族のものは処分したいけど自分のモノはなかなか…という人もいます。また、高額で購入した、いただきものなども決断を渋ることが多いです。しっかりモノに向き合うチカラが必要なのです。

ルールをつくることでリバウンドを防ぐ

片付けができても、それを少しでも保つことが一番重要です。そのためにはルールを作ること。「ひとつ買ったらひとつ処分する」「このカゴがいっぱいになったら片付けタイム実施」「一か月使ってみて使いづらかったら見直す」など、家族やオフィスみんながわかりやすいルールを作りましょう。

なんのために片付けをするのかをしっかり念頭に置く

闇雲に片付けすると「つまらない」「めんどくさい」「後でいいや」になることが多いです。「パーティーがしたい」「家族団らんをつくりたい」「勉強に集中したい」などなど、明確な目的を持っていくと、それに向かって何をすべきかがわかってきます。

少しずつでもいいんです。目的を持って片付けしていきましょう。

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