片付けの考え方が変わってきた。
2015/10/29
モノの多いお宅はたくさんあります。現代は108円でなんでも買える時代ですから、
買うのを控える
ひとつ買ったらひとつ処分する
といったコントロールがある程度できないと、モノは増えるばかりです。
あるお宅にお邪魔したときのこと。こちらもモノは山ほどありました。いや、ホントに山になってました。山が連なってましたので山脈ですね。
この山脈さん宅は必ず洗濯を畳むところから始まります。まずは洗濯物の山を崩さないと、整理ができないのです。やっと少し平地ができたところで、次の山を切り崩していくのです。
山脈さんはモノが捨てられないのが悩みです。多忙に加え、同時に二つのことができないタイプなので、あれもこれも…と考えると何も手につかなくなってしまうのです。
山脈さん宅にはひきだしに入りきらない位の洋服があります。なんとかしたいのですが、捨てられません。
そこで、山脈さんチに必要な靴下はどの位?と聞いてみると「よくわからない」との返事。ゆっくり考えてもらって、必要な数を出していただきました。
「では、その数だけキレイな靴下を選んで、あとは処分してみませんか?」と恐る恐る聞いてみると、快い返事が。
山脈さんチでは、必要だと考えていた靴下の3倍位の量があり、1/3を残して処分しました。すると…。
入ったー!
まだまだ数は多いものの、靴下や下着を入れる引き出しは、すっかりおさまりました。
あとで聞いたら、靴下問題で悩んでいた模様。「靴下がボロボロ→買う→捨てない→たまる」「靴下が見つからない(山脈から見つけられない)→買う→たまる」これをずーっと繰り返していたそうで、かなり喜んでいただけました。
もっとも、少しずつながらも考え方が変わってきたようで、いらないものは処分するというカタチが見えつつある模様。
山脈が平地になるのにはまだまだ先かもしれませんが、少しずつ開拓してほしいものです。
ではでは。トトノエトトノウでした。