コラム

かたづけ苦手さんは財布・カバンの中を確認しよう

2018/08/21

片付け苦手さんは、探しものが見つからない、忘れ物をして家に取りに戻ったらバスに乗り遅れた、ということがありませんか。お部屋を片付けるのも大事ですが、まずは手近なところで自分のお財布やカバンを確認してみませんか?やり方は、お片付けのやり方そのものなんです。

 

カバンの役割、財布の役割の確認

まずはカバン、財布のお役目を確認しましょう。カバンは目的地へ行くために必要なモノを入れるため、財布はお金やカードを入れるために取りだしやすくするためのモノです。これは誰もがわかりますね。でも、ずっと使っていないポイントカードや劣化して使いモノにならないばんそうこうなど、入っていませんか?書けなくなったボールペンや一週間前のレシートは目的地で使うでしょうか??

 

どんなカバン、財布にしたい?

カバンや財布に「その先」を見ることはあまりないかもしれませんね。カバンや財布の中は、身近にあるだけに現在の自分を投影しています。それはブランドや値段、財布に入っているお札の数ではありません。見た目はステキなブランド物でも扱いが雑で中身がごちゃごちゃだと…どうでしょうか。カバンや財布の中から「こうなりたい自分」を実現してみましょう。

 

カバン、財布の中身を「書き出す」

いつも持ち歩くモノですから、何が入っているか「なんとなく」わかるのではないでしょうか。しかし「なんとなく」が実はクセモノです。まず中身を見ずに何が入っているかを書き出してみましょう。ポーチを使用している場合は、ポーチの中身も書いてみます。女性の場合は化粧ポーチの中身に何が入っているかも思い出してみてください。どんなポイントカードがあるか、レシートは何日前のものか、ハンカチいれたっけ?いや2枚入っているかも…。

 

ぜんぶだす

いつもの「ぜんぶだす」をカバン・財布で実践します。飴を食べたあとの個包装などもまずは捨てないでおきましょう。何か入っているのかを客観的に確認するためです。探していた櫛やリップクリーム、くちゃくちゃになった付箋など、奥底に入っているモノを全部出します。もし中にほこりがたまっていたら、この機会に掃除機で吸っておきましょう。

 

「こうなりたい自分」「なぜ入れているのか」を意識しながらわける

要不要で分ける際に、こうなりたい自分に近づくにはカバンの中に入れるものなのかを考えます。シンプルに生きたいのに、あまり使わないカードをいつも持ち歩くのはスマートなのか。本が通勤途中の必需品でも、3冊も4冊も入っているのはなぜなのか。などなど、全部出したひとつひとつにしっかり向き合って分けます。食べた後の包み紙も、ゴミ箱がなくて仕方なく持ち帰ったのと、何となくカバンに入れてしまったのでは意味合いが変わってきますね。自分の性格なども読み取ることができます。

 

定期的に整理する

おしゃれな女性はカバンを毎日変える人もいますね。その場合、カバンからカバンにモノを入れ替えるのではなく、いったんカゴなどに中身をすべて出してみましょう。バッグインバッグはとても使いやすくてそのまま入れられますが、逆に入れっぱなしになることもあります。定期的に中身を確認することで、何が入っているかをいつも把握することができます。これを応用してお部屋に活かしてみませんか。

 

一番肌身に近い財布とカバン。ここから片付けの基本を身に着けられますよ。

 

ではでは。トトノエトトノウでした。

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