元かたづけ苦手女性が写真整理中にみつけた小学校時代のサイン帳
2016/11/22
写真整理はタイムスリップ
実家で写真整理をしています。近所にすんではいるものの頻繁に帰れるわけでもないので、折を見て徐々にやってます。私の小さなころはデジタルではなくプリント。遠足とか運動会など、イベントごとに学校から注文して購入する形の写真がたくさん出てきます。写真整理はいろいろな出来事を思い起こさせてくれます。タイムスリップして時間を忘れがちですが…邪念を捨ててサクサクと進ませないとなかなか終わらないものですね。
自分の写真整理をしている中で、小学校のサイン帳がでてきました。卒業時に学校の友達に、ひとり1ページずつ一言頂戴するという、今見ると懐かしくも恥ずかしいシロモノのひとつ。当時流行っておりました。サイン帳のイラストも、また懐かしい。時間が経つと、思い出は変化するので、全ていらないなーとパラパラ見てました。しかしその中で、担任の先生からのメッセージに目がとまりました。
「蒔かぬ種は生えぬ」
当時は「先生、よくわからないこと書いてるなー」くらいにしか思いませんでしたが、身も心も大人になってしまった今、何故かずっしりのしかかります。もし10年前にこのサイン帳をみつけた時、今と同じように目をとめたかはわかりません。
種もまかないのに芽が出るわけはないように
何も手をくださなければ、よい結果を得ることはできない
無から有は存在しない
このあたり前のことを、案外あたり前のこととしてやっていないものだ
突然何とかなれと思うばかりじゃいけないよね
20代後半から30代前半の若い先生。
ワタシが同じ年代のころ、そんなこと考えていなかったなと。
そうなんです。誰かが何とかしてくれることもあるけど、それはすべて自分が種を蒔いたからこそ。だから助けてくれたり、後押しをしてくれるのですね。隣の芝生は青い、とはよくいったものです。周りは青々と茂っているのにウチは…などと嘆いていても、自分の芝生は生えてきません。土を耕し水を与え手入れをするからこそ、キレイな芝生が生えてくるのですね。
種の蒔き方が間違っていたら、方法を教えてくれる人がきっと現れます。違う種を蒔こうとしても、それは違うと指南してくれる人も出てくるでしょう。どう行動を起こすか、とても大事なことです。
一念発起して、自分の働き方を変えたことが何度かあります。システムエンジニア時代に、全く同じ仕事なのに契約社員と個人事業主を行ったり来たり。どちらも、リーマンショックという時代の波に流されたり、業務請負問題で会社に翻弄されながらも結局は自分で決めていきました。
そして、現在の働き方も。ワタシはその時々で、種を蒔いてきていたようです。
ごくごく小さい種でしたが、水と太陽と土のおかげですくすくと成長していってます。もしどんな種を蒔くか悩んでいらっしゃるのならば
まずは一緒に畑を耕すところから始めてみませんか?