コラム

写真を整理したら話が盛り上がる訳。

2018/01/01

写真整理は大変だけど

写真の整理は一番大変です。前にも何度か話題にあげました。自分自身の写真整理セミナーの時に写真整理の質問をされる話などなど。見るだけで思い出が蘇る不思議な玉手箱です。なので、お部屋全体の整理収納をおこなう場合は、他のモノよりもじっくり腰を据えて一番最後に手を付けることが多いのです。私も何回かに分けて写真整理をおこないました。7割くらいは処分したでしょうか。残りの3割のうち、半分くらいをクラウドにあげております。iPadにも共有しており、すぐ見ることのできる状態になっています。

先日、実家で餅つきをしました。小さい頃は近所の人たちとやっていたのですが、やがて私の友人を呼ぶようになりました。ここが友人の同窓会的役割になっていて、毎年いろいろな人が集まってくれます。高校、専門学校、現在の交流関係もすべて問わず呼ぶので、違った交流も生まれるのがおもしろくもありますし、友人の子供の成長を見るのもまた楽しみのひとつです。餅つきが一通り終わり宴の席。そこでiPadの登場です。高校時代の写真、専門学校時代の写真を見せると、共通の記憶が蘇ってきます。あの子はどうしたかな?あの時はこうだったよね、と話に花が咲きます。写真を見ながら、当時を知らない人に様子を語ったり、時代背景を感じさせるポーズにクスッと笑いながら話題も膨らみます。これが写真整理をしてよかったと思える、一番のメリットです。

デジカメ写真の整理はまずこれをやろう

現在はデジカメで管理している人も多く、SDカード等のスマートメディアに入れっぱなしのことも多いでしょう。スマートメディアは小さいために表に書く欄がありません。それが「これには何が入っているのか?」がわからなくなる原因。できれば撮ったらまずはその日のうちにパソコンなどに取り込むことをお勧めします。すぐ見られる状態にしておくことで手に取りやすくなります。例えば、2017年12月27日に東京タワーに行った写真であれば、フォルダに「20171227東京タワー」という名前を付け、その中にすべて格納します。これだけでもかなりスッキリします。

連写は一枚を選び、ベストショットを吟味

連写は便利な機能ですが、逆を返すと枚数が増えて困ります。同じ写真であれば、一枚を選んであとは削除しましょう。また撮るときはアングルにこだわって同じような写真を何枚も撮ることもよくあります。ベストショットを1枚吟味して選ぶと、それだけでも枚数は減ってきます。またお子さんやご家族みんなで楽しみながらベストショットをみつけるのもいいですね。パソコンに取り込んだら家族みんなで共有できるので、写真選びもひとつのイベントと捉えると、想い出も楽しめますよ。
撮りっぱなしは一番よくありません。撮ったことに満足せずに上手に引き出してみませんか?

ではでは。トトノエトトノウでした。

関連記事