コラム

片付けられない人は理想が高い?まずは60点主義でトトノエる。

2017/02/21

かたづけの呪縛があるとかたづけられない

意外かもしれませんが、片付けられない人の中には「きちんとかたづけなきゃ!」と思うから逆に片付かないということがあります。せっかく片づけるから、ちゃんとやらなきゃ。一気に片づけてスッキリさせたい。ちゃんと片づけたからにはこれをキープしないと。
 
決して間違いではありません。とても意識が高いですよね。すばらしいことです。でも、逆に崩れたらどうしようと考えてしまうこともまた事実。
人生の中でうまくいかないことってよくありますね。会社でも家庭でも、人間関係でも。こちらが良かれと思ってやっていたことでも、意図しないことが返ってくることもあるのです。
 
片づけも一緒。
定位置を決めたはずなのに、どうも違うところに置いてしまう。ここに置いたはずなのに、どこかへいってしまった。ゴミを捨てようと思っていたのに忘れてしまった。ここに置こうというルールを決めたのに、協力してくれない。あんなにきちんと決めたのに。あんなに頑張ったのに。
元に戻ることが怖くて片付けられない人も、中にはいるのです。自分に厳しかったり、自分ができることを他人にも求めてしまったり。それは人それぞれですね。
 
片づけに正解なんてありません。人生も同じ。同じ屋根の下に住んでいても、同じ目的を持っていても感じ方は、千差万別です。
できることから始めましょう。あなたのやり方がきっとあります。
60点主義。そういう言葉があります。0か100にしないで、60。片づけは60点。まずはそれで大丈夫です。でも一線を超えたら、それは見直しサイン。違うところに置いてしまっていたら、置き場所を見直せばいいし、ルールがうまく回らなかったら、また変えればいい。やり方を模索して、少しずつうまくいく仕組みを作っていきましょう。
 
ワタシにもお手伝いできることがあります。ぜひご用命ください。背中を押す準備はトトノエてますよ。
 
ではでは。トトノエトトノウでした。

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