コラム

寄付したいけど。処分の方法。

2018/06/03

「いらない布団ってどうしたらいいのかな」
実家に帰ったときに母がワタシに尋ねました。母はなんでも捨てるタイプ。「いまのうちに何でも捨てておきなさいっ!」と父にもあれこれ言ってます。整理が得意…に見えますが、話を聞くとそうでもなく、まだまだいろいろなモノはたくさんあります。「いっぱい捨ててるのに、まだあるのよねー」このあたりは、ワタシも血を継いだようです。
実家は今でも来客はそれなりにありますが、昔ほど布団は必要ありません。

 

寄付という「方法」

「だれかほしいという人がいれば喜んで譲るけど、いらないモノをほしいと言っている人なんていないよね」お客様でもそのようにおっしゃることは多いです。リサイクルはないに等しいですし、使用感もあるのでフリマアプリには出品できません。まだキレイで使える状態だということを確認したあとに、寄付という手はないかと調べたら…ありました。

 

ワールドギフト
https://world–gift.com/kihu/huton-1.html
少しの汚れでも、再利用できる範囲のものなら大丈夫。集荷も来てくれます。布団だけではなく、ぬいぐるみや食器なども寄付できます。

 

寄付をするという気持ちはすばらしいですね。自分がいらないものを誰かが使ってくれるなら…。でも、使い倒したモノや手入れをしていないモノを送ってしまっては、相手に迷惑がかかります。大地震や台風で被害にあわれた方へのモノの寄付なども過去の経験を踏まえ「今必要なモノはなんだろう?」と一旦立ち止まって考えることが大切です。

 

実家はどうしたかといいますと…。
ネックは集荷料金でした。1枚の布団が160サイズ(宅配料金は(縦+横+高さ)センチ、もしくは重さで決まります)だとすると3,700円。粗大ごみの手数料は布団ひとつ400円(東京都江戸川区の場合)。9枚だしても粗大ごみ手数料のほうが安い。しかも、粗大ごみ集積所に自ら持っていけば手数料すらかからないことがわかりました。「お金がかからないなら、電話して車で行くわ」わかれば行動が早い母。寄付したいという話はすっかりどこかに行ってしまいました、やれやれ。

 

処分したい気持ちがあるなら調べてみる

処分したいけどずっとそのまま、が一番よくありません。集積所に自ら持っていくことができるなら、市区町村の粗大ごみもお手軽な方法です。自分で運べない、粗大ごみ置き場に置く時間も取れない忙しい人もいらっしゃいます。そういう場合は寄付という選択肢もあります。またリサイクル屋さんや回収業者もおりますので、しっかり調べてみるといいでしょう。

ではでは。トトノエトトノウでした。

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