ラベリングは片付け以外にも活用しよう
2018/01/03
わかりやすく、戻しやすくするためにラベルをつける
ラベリングは片づけに関する番組や書籍を見ている人にはおなじみですね。家庭でもオフィスでも、モノの定位置を誰もが共有できる工夫の一つとして、管理している引き出しや棚にシールやマスキングテープにモノの名前を書いて管理することです。何がどこに入っているか一目瞭然になるのが目的です。名前だけでなく、写真やイラストでもできますし「場所がわかる」「そこに戻す」という意識付けをすることができます。
ラベリングは部屋の片づけだけではない
幼稚園の時に、着ていたスモックやカバンに、自分の目印として必ず赤いボタンがついてました。それは通っていた幼稚園のルールだったようです。他のお友達にもさまざまなボタンがついており、先生も誰のものかわかるようになっていたのですね。それだけでなく、例えばテキストにインデックスをつけたり付箋をつけることや、学生時代にルーズリーフを使用していた時の仕切り、これもすべてラベリングの一種です。しっかりとしたルールがあれば、文字や写真、イラストにする必要はないのです。
パスワードを失念しないように、手帳に書いている人がいました。忘れないようにメモしているのはとても良いことですね。しかし、すべて同じペンで書いてあり、どのあたりに書いてあるのかわからず、毎回ページの内容を確認しながらパラパラと探しています。そのページに目印として、私がいつも使用しているシールをつけてみました。とても小さな目印ですが、めくったときに「ここだ」とすぐわかるようになりました。
自分の経験ですが、洗濯用洗剤の注ぎ口の向きにちょっとイラっとしたことがありました。それは、キャップを空けると注ぎ口が逆向きになってしまうことがあり、持ち替える必要があること。ほんのちょっとのことですが、何か改善策はないかと考えました。そこで、注ぎ口と逆、上に向ける側に前述のシールをつけてみました。それだけでも、キャップを空ける前に向きを確認できるようになり、小さなイライラは軽減しました。
ラベリングのポイントは「わかること」。家族なら家族のルール、ひとりであってもルールをつくることは、整理収納も一緒です。わかるようなラベルを、つくってみましょう。シールでもマスキングテープでも構いません。楽しくわかりやすいラベリングづくりを心掛けてくださいね。
ではでは。
トトノエトトノウでした。