コラム

たくさんのモノの管理は難しい

2018/01/07

モノが増えると探すのが大変になる

たくさんのモノがあると管理が難しくなるお話しです。1987年にイギリスで出版された「ウォーリーを探せ」という絵本をご存じでしょうか?ページ中に人の絵があり、その中に赤いボーダーシャツで眼鏡をかけたウォーリーをみつけるというもので、当時日本でもブームとなりました。
上の画像をご覧ください。たくさんの「C」があります。この中にひとつだけ「G」があります。みつけられるでしょうか?

 

モノも同じです。少ない数ならば管理がしやすくなります。みつけることも容易になります。傷んでいれば換える、修理するなどの意識も向けられます。しかし増えれば増えるほど、必然的に管理するための時間がかかります。どこかにいってしまうと、探すという行為も発生しますね。労力をかけられるならばまだよいのですが、時間が取れなくなるとやがては置きっ放し、しまいっぱなしになることもあります。

 

私が管理できる範囲はどのくらいかを知ろう

モノがない時代は一つのモノを大切に使ってきました。ひとつだからこそ丁寧に、大事に扱ってきたのですね。現代社会はコンビニがあり100円ショップのある生活を送ってます。容易にモノが手に入れられる生活です。周辺にモノが多くなっても、人間が管理できる範囲は昔も今も変わりません。

 

趣味のものをたくさん買って満足したり、変わった文房具をみつけると衝動買いしたり。結果、大事なモノがどこかへ行ってしまい、必死に探すことは私も一度や二度ではありません。この引き出しいっぱいになったら見直し時期、ひとつ買ったらひとつ処分するなど、自分の管理の限度がわかってくると、モノも手離しやすくなります。衝動買い対策もできますね。

 

数を減らすことがすべて良いことでは決してありません。しかし、目が行き届かなくなることが増えるのもまた事実です。まずはホコリをかぶっている、しまったまま、開かずの扉。確認してみませんか?

 

ではでは。トトノエトトノウでした。

関連記事