小さいモノは処分しづらい
2017/12/19
片方なくしたピアス、スペアのボタン、安全ピン…
捨てられないモノで必ず出てくるのは、輪ゴム、ボタン、お寿司などについてくる醤油や薬味類、飴などの小さいモノです。
ワタシも以前は、購入した洋服についている安全ピンをなぜかとても大事に持っていて、ガムの入っていた小さな入れ物に「しまって」おりました。ボタンや、男性のYシャツの襟に入っている透明のプラスチック(カラーキーパー)も、かなりたくさん「しまって」いました。場所を取らない、いつか使うの代表格ともいうべき小さなモノたち。いかにも「いつか使うでしょ?」という顔をしてます。さて、本当に使うでしょうか?
とっておくモノの何個かは、本当に使用するでしょう。カラーキーパーは、Yシャツの襟をシャンとするために大切な役割を担ってます。安全ピンも、布を止める時に使うことができます。しかし、一気に使用する場面はそうそうありません。数個あれば、足りてしまいます。
靴下を処分できない
ある男性は、靴下が処分できませんでした。愛用しているのは5本指のソックス。穴が開くとその靴下は履かなくなり、新しいものをおろします。穴の開いた靴下は、引き出しいっぱいになってます。その人は言いました。「どうしても片方に穴が開く。だから、いつか空いてないもの同士で履くのでとっておいている」と。
気持ちはよーくわかります。片方は履けますから。でも、普通のソックスではありません。いつも穴が開く場所は同じなはずなので、左同士の靴下は履けません。
以下、やり取りです。
「使ってない靴下はなぜいっぱいなのですか?」「使わないものは掃除に使おうと思っているから」
「一度の大掃除で、どのくらい靴下を使うのですか?」「…6足くらいかな」
「大掃除はどのくらいの頻度でやるのですか?」「年に一度」
「靴下は年にどのくらいおろすかわかりますか?」「うーん、10足くらいだと思うよ」
「…すると、年に4足は確実にふえますね」「まあ…そうだね」
「あとは何かに使用しますか?」「いや、そのくらい」
「本当にその靴下は必要ですか」「うーん…いらないかも」
残念ながらなかなか踏ん切りがつかず、その時に処分はしませんでした。どのようにするかはご納得いただいてからにしているので、もう少し時間がかかるかもしれません。小さなモノも、たくさんあれば引き出しを占拠するほどの量になってしまいます。その光景が見慣れているので、処分しなくてもいいやという気分になってしまうようです。その男性は、靴下が「いつか使うでしょ?」と訴えているように見えるのかもしれません。
サイクルを決める
消耗品などはサイクルを決めると、処分する時期が見えます。あまり壊れないモノも、おおよそいくつあれば足りるのか、また足りなくても100円ショップやコンビニですぐに調達できるものなのかも判断材料となります。また、ほかのモノで代用可能な場合もあります。小さなモノも侮れません。チェックしてみましょう。
ではでは。トトノエトトノウでした。