コラム

「どうやったら捨てられるの」よりも「何を買うか」を考える

2019/02/18

長野・熊本・新潟・三重と、さまざまな場所でお話しさせていただきました。本当にありがたい限りです。どこの場所でも聞かれるのが「わかっているんだけどなかなか捨てられないんだよねー。どうやったらいいの??」というご質問です。これはきっと永遠の質問なのかもしれません。

一番いい方法は「買わないこと」。

モノには自ら動く足はありません。あなたのお宅にいつの間にかやってきたモノもありません。必ずヒトの手によって入ってきてます。(ペットがいつの間にか運んできた…というのもあるかもしれませんが、それはかなりレアケースですね)なので、ヒトの手を使って外に出す必要があります。

外に出せない、でもキレイにしたい。部屋はゴムのように広がりません。棚を追加しても、ヒトがくつろぐスペースがどんどん狭くなるばかり。それを避けたいのなら、今後一切モノを買わないことです。

「なぜほしいのか?」をいったん考える。

そうはいっても、買わないという選択はなかなかできません。せめてモノを買うときに一旦「これはなぜほしいの?」と考えてみましょう。もしかしたら欲しいのは「買う行為そのもの」かもしれないのです。購入という行為は、気持ちを満足させます。しかし、家の中にモノがたくさんあると、満足感は徐々に「片付かない」悩みにすり変わります。

「本当に持ってないの?」を思いおこす。

なぜほしいかが明確であっても、同じモノがいくつもあったらその分場所を取ります。よし、買おう!と決断する前に「本当に持ってない??」か思い起こしましょう。お恥ずかしい過去の話ですが、以前「○○に役立つのでこの本を買おう」と購入したら、実は未読の本の中に同じモノがあった…ということがありました。

いいモノを買う。

なぜほしいのかが明確ならば買わない理由はありません。せっかくならばいいモノを買いましょう。いいモノというのは高価という意味ではなく、あなたにとって「大切にできる」かどうか。これは100均のグッズでもブランドの商品でも同じことです。

入れるは易く、出すは難し。

モノがあふれているこの世の中。カードを使いネットで世界中の商品がさくっと購入できます。足が生えたかのように、宅配業者が運んでくれます。だからこそ、買わないこと、そして出すことに意識を向けましょう。

ではでは、トトノエトトノウでした。

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