1月1日の0時過ぎに友人からおめでとうメールが来ました。ワタシは実家近くの神社に出かけるところだったので初詣にでも出かけているの？と聞くと「娘が洋服に目覚めていて、福袋狙いで初売りに朝早くから並ぶので今日はそろそろ寝ます」という返事がきました。

福袋。最近は中身が見えたり、どんなものが入っているかあらかじめわかっていたりと、様々な工夫がありますね。初売りも元日から始めているところも多く、神社の帰りに初売りに出かける人もいるのではないでしょうか？日本で言われている福袋とは、七福神の大黒天が持っている袋のことなのだそう。この袋には幸運や幸福などが入っており、大黒天がやってくるとその袋から福を分け与えてくれると言われています。 それが今の福袋になったのは江戸時代、明治時代など、諸説あります。お正月に福をくれる袋なのですね。

では、今のお店で売っている福袋は本当に福をもたらしてくれるのでしょうか？？
「5点30,000円相当の品が10,000円！」と書かれているとものすごくお得に感じますね。でも5つのうち、2つが不要だとしたらどうでしょう？しっかり者の人はヤフオクやメルカリで売る、友達と交換するという方法もありますが、それがめんどくさい人は、そのまま使わずに放置したまま…なんてことありませんか？？片づけられない人は特に、放置している場合も多いです。それは本当に福をもたらしているのかしら、と疑問に感じます。30,000円のものを10,000円で買ったという「お得感」を買っていませんか？

以前、ワタシも福袋を購入したことがあります。買い方が上手でなかったからか、残念ながらあまり使えるものはありませんでした。数年放置したままで、結局処分してしまいました。「せっかく安く買ったのにもったいない」という感覚が、数年放置という結果にさせたのですね。

前述のとおり、見える福袋も多くなりました。福袋を買うのも新年イベントのひとつですが、しっかり吟味してほどほどに楽しんで買いましょうね。