片づけのコツ。思い出を捨てる?贈り物やプレゼントの処分

2017.09.18 (月)

思い出のプレゼントが捨てられない

「モノが捨てられないんです」「自分のために贈ってくれたモノを邪険にすることが、どうしてもできないんです」「自分がプレゼントとして渡したものを捨てられるのはどう感じますか?」立て続けに質問してきました。

 

ワタシは「渡した人の気持ちがラクになるのなら、捨てていただいたほうが嬉しい」「使用してくれるのはもちろんありがたい嬉しいこと。しかし使わないのに放置されるくらいなら、いっそ捨ててくれた方がこちらもありがたい」と答えました。かくいうワタシも人にいただいたモノはずっと処分できず、使わないモノに支配される時代をずっと過ごしてきました。それは今から考えると、処分しなくてもいい言い訳だったのかもしれません。
 

モノには感情はない。ヒトが感情をのせている

モノそのものには感情がありません。しかし、所有者の「片想い」が高まるほど、感情が入りこみます。プレゼントは特に、受け取った当初は贈った人の想いも乗せられて届きます。それがいつの間に所有者の想いにすり変わるのですね。それは、自分のために買ってくれたり作ってくれたのに、想いを踏みにじってしまうのではないかというココロの現れなのでしょう。
 
ひとつ屋根の下に住んでいる家族であっても、妻や夫の好みを完全に把握することは難しいです。また、人の好みは変わります。その時は好きでも、現在は違うことだってあります。
 

処分しないのは贈った人のせい?

モノを処分することは、人によってはものすごく苦痛を強いられる行為です。簡単に「捨ててください」とはいえません。しかし、処分しないことで頭の片隅に「片づけなきゃ」と思いがずーっと残っているのならば、いっそ処分したほうが楽になります。モノ贈る側の立場になって考えると、たしかにプレゼントしようと考える時に「何が好きなんだろう?」と一生懸命考えますが、贈ってしまったら「使ってくれているだろうか?」とずーっと考えることはないのではないでしょうか。あげた側の役割は贈った時点でその任務を終えています。モノのバトンは、すべて引き継ぐ必要はありません。気に入っている、たまに使用しているのならば、どうぞたくさん使ってください。とても大切な思い出でとっておきたいモノならば、どうぞ大切に保管してください。しかし、つかわない使えない、そこらへんに放置しているのならば、捨てない言い訳をあげた人のせいにしないことです。
 
ではでは。
トトノエトトノウでした。

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