思い出は捨てられない。お母様との思い出のモノ。
2017/02/20
自分の想いと娘の考え
片づけられる人でも、捨てられないモノはあるのではないでしょうか?思い出はなかなか捨てられないよね、というお話です。
60?70代女性のためのセミナーでのこと。受講していただいた方がワタシに質問してきました。
「わたしね、母親が撮ったアルバムが処分できないの。娘は捨てろ捨てろと言うんだけどね。きょうのお話を聴いてね、捨てなくていいんだと思ったの。捨てなくていいわよね?」
この方はもともと宮城の人で、震災の津波であらかた流されてしまったそうです。その中での貴重なアルバム。どうしても処分ができないのだと言います。ワタシは「アルバムがあることで生活に支障がきたすことがなかったり、お部屋を占拠していることがなければ、どうぞそのまま置いてくださいね」とお伝えしました。
娘さんとお母様。一緒に住んでいても、すべての思い出を共有しているわけではありません。娘さんにとっては不要なものでも、お母様にとっては大事な大事な思い出の品です。思い出の品でなくても、家族であっても自分以外のモノを勝手に捨ててしまうととんだトラブルになります。この方の場合、保存する場所も確保しているようなのでムリに処分をする必要はありません。
私の実家もたくさんの写真があります。写真はこれだけしかない、と母は言っておりましたが、実は一カ所ではなく、さまざまな場所から写真が出てきました。整理収納サービスでお邪魔したお宅でも、一か所ではなく、さまざまな場所から写真が出てくることの多いこと!まずは一か所に集めてみて、どのくらいあるのか把握することだけでもやってみましょう。
思い出の品は、なかなか整理ができないモノ。一番最後に手を付けましょう、とお伝えはしますが、どのくらいあるのか、把握しておくだけでも全然違います。
あくまで参考ですが、業者さんに頼むとアルバムからデータに落としてくれるサービスをやっているところがあります。
例えば
節目写真館
http://fushime.com/
フジカラーリメイクサービス
http://fujifilm.jp/personal/print/conversion/index.html
など。探すといろいろあります。
よし、やろう!と思い立った時に、まずは一か所に写真を集合!試してみてくださいね。
ではでは。
トトノエトトノウでした。