コラム

落とし物・忘れ物をしたときに感じる、シンプルがいい理由

2018/01/08

落とし物忘れ物が多い

落とし物・忘れ物をよくします。注意散漫だ、整理収納アドバイザーなのに持ち物整理ができてないのか!などと叱られそうですね。先日も広島からの出張帰りに広電(路面電車)の切符売り場に財布を置き忘れました。そのままJR構内でお土産を買おうとレジに向かい財布がないことに気づきました。新幹線の発車まではあと15分。あわててレジの人にお伝えし、JR改札でも事情を話し、ダッシュで広電に戻りました。幸いにも預かってくれていたのですぐに返却いただき、お土産も購入できて滑り込みセーフ。あのときお土産を買おうと思っていなかったら自宅に到着してから気づいていたのかも…なんとも恐ろしいかぎりです。広電ではとてもよい対応をしていただきました。また、広島駅構内のお土産屋さんの人も「よかったわねー」と言ってくださいました。自分がやってしまったことながら、心が温かくなりました。

 

以前、銀行ATMにパソコンを置いてしまったことがありました。しかも、ATMをでてすぐ気づいたので多く見積もっても2、3分位。営業時間内だったので、警備員の人もいました。すぐ気づいて、警備員さんにお伝えしました。すると別室に通され、どんな鞄でケースはどんな色、パソコンの色、他に入っている物は何かを聞かれました。さらにパソコンの電源を入れパスワードを設定し、内部を開くところまで見てから返していただくことができました。3分置いただけで10分位の時間を取られてしまいました。現金を扱う場所や犯罪防止という観点からも、それだけセキュリティが厳重だということでもありますし、置いてしまった私が悪いのです。しかし警備員さんもしっかりいる中でのこの対応は後味の悪いものとなりました。

 

忘れる時は他のことを考えていることが多い

自分なりに落とし物、忘れ物をするときは他のことを考えている時。あれもこれも、とタスクが多い時は注意が必要です。とかく忙しい人はあれもこれも、となりがち。例えば朝。ごはんの準備をして食べる。片づけて服を着替え、髪を調え化粧をして、カバンの中身を確認していざ出発。これにお子様のいるお宅ならば、起こす作業やご飯を食べさせ着替えも手伝い、お弁当も作らなきゃ…朝の作業は本当にたくさんあります。だからこそ考えなくてもいい部分はシンプルにしたほうがいいのですね。洋服選びは楽しいですが、何を着るか朝迷ってしまうと、それだけ時間がとられます。夜に考えるのもいいですし、自分に合ったシンプルコーディネートを意識した買い物もよいですね。ポイントはアクセサリーや小物に任せるのもアリです。私がマスクや時計を玄関に置いているのも、そこに行けばある(ハズ)なのでなにも考えなくてもいいという理由です。

 

インナーバッグを使用するのもシンプルライフを作れるひとつのことがらです。バッグを替える場合にはインナーバッグを移すだけで完了。あとはハンカチや化粧道具を入れれば最低限のモノは持っていけますね。また、入れる場所が決まっていれば、外出先で落とした!となっても早めに気づくことができます。私も広島で、財布を入れる場所が決まっていたので、パッと見てすぐに気づきました。

 

落とし物、忘れ物がない人はあまり考えなくてもいい部分かもしれませんが、私のように忘れ物、落とし物が多い人はシンプルに暮らせるような工夫を少しずつでもはじめてみませんか?

 

ではでは。トトノエトトノウでした。

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