非日常体験でついお金を使いすぎてしまうのは。
2017/06/12
バーゲン・セールの魔力
先日、たまたま仕事終わりに立ち寄ったある大型店舗でセールをやってました。店舗の引っ越しをするようで、そのために在庫処分。長い間その場所で営業をしており、ある程度お客さまも入っていた場所です。都心のせいか、セールも大々的です。もちろんセール目当てで吸い込まれるように立ち寄っていきます。ワタシももちろん、吸い込まれた一人です。
中は半分以上が空になっており、商品の大多数をセール品が占めております。それを手に取り、どんどん買っていく姿が見られます。特に買うつもりのないものでも、なぜかセールになると「買わないと損」という雰囲気になってしまうのです。これは旅行先でのお土産にも共通します。
セールと旅行先。共通するのは「非日常」。非日常が特別感を演出します。ココでしか買えない、ココで買うと安い、めったに来ない、こんな気持ちが購買欲をそそります。「何故これを買ってしまったのか?」「いろいろな人に渡そうとたくさん買ったけど、結局余ってしまって困った」という経験はありませんか?旅のお土産は旅行の楽しみのひとつ、節度を守って買うのであれば、少しくらい買うのは良いと思ってますが、非日常に引っ張られてそんなことにならないように気をつけたいものです。
非日常で買ってしまったものは、なかなか行けないという気持ちも乗っかり、なかなか処分できないという厄介者だったりします。ワタシ自身、いまでも旅行先では買い物をしてしまいがちです。なんでこんなものを買ってしまったのだろうか?と思う経験は数知れません。過去にベトナムで買った木製のペーパーナイフがありました。上手に切れないし使い勝手が悪く、全く使い物になりません。しかしなかなか行けないベトナムで買ったという理由で、しばらく処分ができずにいた経験もあります。もう使わないと判断し、処分ができたのは数年経ってからという、大変お恥ずかしい話です。
冒頭に出てきたお店で、私は何も買いませんでした。買ってもいいかしら、と思う商品もありましたが、最近は「あれはあるからいらない」「あの商品で代用できるから買う必要はない」など、家の中のモノを意識するようになってきたせいか、以前よりは自制がきくようになりました。これも整理の効果です。非日常でいつも買いすぎてしまう人は、家のモノを意識してみましょう。
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ではでは。トトノエトトノウでした。