整理できなかったら、まずは整頓だけでもいい
2018/01/06
捨てられない、片づけられないは一日では直らない
捨てられない、片付けられない。残念ながら、急には直りません。熱が出た時、薬で急激に熱を下げることはできますが、カラダはそれに追いつかず、下がりすぎて慌てたことはありませんか?早めに体力が戻るために食べものや生活態度を見直したりしますよね。同じように片づけも、私たちのチカラを使って1日や2日でキレイになったとしても、ある程度のルールや生活様式を変えないとキレイを保つのは難しいのです。
机の上が資料の山になっている場合、それを崩すのが怖いと思う人はたくさんいます。そんな人は整頓から始めましょう。整理整頓。聞きなれた言葉ですね。ワタシはこの資格を取るまで整理と整頓が違うことを知りませんでした。資格の講座でも必ずこの話が登場します。
整頓とは、並べたり揃えることを言います。アイウエオ順に並べる、高さの低い順に揃えるなどなど。本来は、いらないものを取り除いた(整理)後に並べ揃えることで整理整頓が完成します。しかし捨てられない、片付けられない人は、整理という高ーい壁が立ちはだかるのです。
揃える、並べる。そこからはじめる
整理が高い壁だと感じている人は、整理は一旦置いて整頓を心がけてみませんか。整理収納アドバイザーらしからぬ発言かもしれませんが、縦横を揃える、順序よく並べる。これだけでも多少はすっきり見えるお部屋がたくさんあります。
モノが多いお部屋は散乱しがち。置く場所も少しだけ意識してみましょう。関連資料はこの角に、文房具はこのエリアに置く、とルールを決めます。ある日「なんだかうちは赤ペンが多いなあ」など、モノの多さの傾向に気づくかもしれません。そうなったらしめたもの。赤ペンから徐々に減らせばいいのです。
並べ揃える。一箇所にまとめる。減らせない人は、ここから始めてみませんか。
ではでは。
トトノエトトノウでした。