部屋の片付け方法がわからないときはその先を考えて
2015/10/09
部屋の片付け方法は小さいころから教わったことがない人が多いのではないでしょうか。料理や洗濯やアイロンは教えてもらうのですけど、「片付けなさい!」「キレイにしなさい!」と言われることはあっても、やりかたは見よう見まねです。とりあえず床をあける、棚に突っ込む、それで「キレイにみせている」ことが幼少期の私の「片付けのやり方」でした。
片付けても元に戻ってしまう。モノを捨ててもまた増えてしまう。そんなことはありませんか?
片付けたらスッキリして気持ちいいです。生活動線がスムーズになります。断捨離、ときめくお片づけ、整理収納…いろいろあります。本もいっぱい売ってるし、やり方もネットで調べれば山ほど出てきます。
でも、なぜワタシのおうちはモノが増えちゃうんだろう?
モノを買ったら増えますし、同じ生活をしてたら戻ってしまうのです。ひとつ買ったら一つ捨てればよい。とてもシンプルですが、本音をいうと「ひとつ買ったら一つ捨てること」はなかなかできませんね。「私は買わないけどおばあちゃんが買ってきちゃうの」「私は捨てられるんだけど娘のモノが占領しちゃってるんです」「どうしても捨てられないものがたくさんあって…」こんなこともよくあるからです。
整理の先にあるモノ、見えてますか?
物置小屋と化した部屋がキレイになったら子供の部屋にしようとか、人をいっぱい呼んでパーティを開きたいとか…。とてもいいですよね。でもその思いは、家族全員が一致してますか?しかし、最初から「どうしたい?」とみんなで話し合っても残念ながら「ワタシの荷物はそのままで、おとうさんの荷物だけ整理すればいいじゃん」という方向になりがちです。「おかあさんも頑張ってるから、ワタシも少しずつ頑張ってみる」「子どもが頑張っているから、自分もやってみようかな」という方向になったてから方向性を決めても遅くはありません。まずは片付けたいと思っている人が「こうなるといいな」という想いを強くすること、そしてそれに向けて少しずつ進めていきましょう。「このおうちをこのようにしたい!」とぜひ家族にも宣言してください。
おうちは家族全員が作り上げていくものです。
お片付けの先にある、「◯◯家のあり方」を考えてみるのはいかがでしょうか?
ではでは。トトノエトトノウでした。