コラム

洗濯物を畳むのが面倒なら別の方法を考える

2018/05/03

効率的な服のしまい方がたくさんの情報サイトに挙がっていますね。立てて収納、本のスタンドで押さえる、などなど。とても賢い方法です。私も実践しています。畳み方も、サイズをあわせてキッチリ収納すれば、たくさん入ります。段ボールでそのサイズに切り取り、台紙として利用すれば、大きさがしっかりあうので、実践できればとてもいいやり方ですね。

 

でも、片付けられない人の視点はそこではありません。また、最初から「できない!」と感じる人はそれでもいいのです。なぜなら「スゴイねー」と感じるだけで、興味は持たないからです。自己嫌悪に陥る人は、あれこれと参考にして、頑張って上手に畳もうとします。しかし、家事や育児、介護に翻弄されると畳む余裕ができなくなります。そして立てて収納できないことにいらだちが募ります。時間があればうまくできるのに、立てて収納したいのに。できないことが頭の片隅にひっかかりつつ、だんだん畳まなくなり、いつしかソファや書類の上に洗濯物が置きっぱなしになるのです。決して畳めないのではない、やればできる、そのような想いがモノと同様に積み重なっています。

 

畳めないなら掛ける、カゴにいれるだけでもOK

置きっぱなしになるなら、掛ける場所を作るだけでもいいですね。ただ、掛ける場所がない、すでにたくさんの服がかかっている場合もあります。たくさんの服がかかっている場合は、今使っている服かどうかを見ていく必要があります。なぜなら、着ていないのに掛けている服がたくさんあるとしたら、そのエリアは使う服のために空けてあげましょう。

 

掛ける場所がない場合は、場所を作るか代替案を考えます。つっぱり棒が使える場所があればもちろんそれも使えますね。クローゼットや押入れで奥にスペースがある場合は、一本追加するだけでも掛ける場所が増えます。どうしても場所が作れない場合はカゴでも構わないでしょう。家族がいれば、ひとりひとりのカゴを作ったほうがいいですね。いろいろなところに置いてしまうのは、場所を定めていないからです。大切なのは「ここが服を入れる場所」という意識をまず持つことです。

 

畳めないこと、しまえないことに罪悪感を感じている人は意外と多いのです。定位置を決めて、それがうまく回れば次に進みましょう。家族がいれば、家族の協力も大事です。私がやらなければ、と感じる必要はありません。家族がいない場合、ルールは自分ひとりで決められます。ひとつずつで構いませんので、決めごとを作るといいですね。

 

ルール作りはなによりも自分がラクになるための一歩です。キツい縛りは必要ありませんが、罪悪感が頭の中から消えないなら、ちょっとしたルールでモヤモヤしたココロは少しずつ晴れるでしょう。

 

ではでは。トトノエトトノウでした。

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