コラム

片付け苦手さんは世話焼きさんの人が多い

2018/05/28

片付けのお手伝いでお宅にお邪魔すると「世話焼きさん」であることが少なくありません。片付け時に「これは使っていますか?」とお伺いすると「○○さんのお子さんの幼稚園のきんちゃく袋を作ってあげるためのものなの」「○○さんのお手伝いで、会計をお願いされている資料なんです」「隣の○○さんに買ってきたものを渡そうと思っているお酒です」

世話焼きさんはやさしい人が多い

PTAなどで必ず回ってくる役割は仕方ないにしても、「やってあげますね」「ワタシやりましょうか?」などと優しい気持ちを持っている人が多いんですね。とてもすばらしいのですが、世話焼きさんの裏返しで、おうちが片付いてない…というちょっとした矛盾が起きています。「誰かの役に立つ」「よろこんでもらえる」という嬉しさの影に、自分を直視していない現実もあったりします。

ワタシもやさしいかどうかは別として、おそらく世話焼き気質です。世話焼きのひっくり返しは、実は自己犠牲なことも多くて。誰もできないならワタシがやってもいいですよ、と過去に何度言ってしまったことか。決してそれが悪いわけではなく、自身がやらなくてはいけないことを置いてしまって引き受けることに問題があるのです。

旅行に行った時に「お隣さんにお土産買っていかなきゃ」「帰ってきた翌日に○○さんにお会いするからアレを買っていこう」それは何の問題もありません。片付け苦手の世話焼きさんは、渡すのを忘れてしまったときに「今度会ったときに」と放置してしまい、結局そのままになることがよくないのです。何かをお願いされても、一度「ありがとう」と言われてうれしくなり、いろいろとお願いされた結果、自分の作業がなおざりになってたりしませんか。

自分と家族が主役です

家は自分と家族が主役です。お知り合いが主役ではありませんよね。家族が主役、自分が主役になるためには、大切にするのはどちらかわかりますね。片付け苦手の世話焼きさんは「誰かの役に立てている」ことはいったん置いて、自分と家族に主軸を置いてみませんか?

ではでは。トトノエトトノウでした。

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