コラム

どうしても処分できないときは理由を3個考えよう

2018/11/19

どうしても処分できないときはどうすればいいのですか?という質問を受けました。実はそういうモノは誰にでもあるのではないでしょうか。処分できないモノがわかっていること、部屋中にあふれていないこと、理由が明確であるのなら問題ないでしょう。

 

よくないのは、いろいろなモノが処分できないこと、生活に差し障りが出てしまうこと、そしてなんとなく保持していることです。「どんなモノが処分できないのですか?」と伺うと「いろいろ」と答える場合は要注意。処分できない理由も「なんとなく」なのです。

 

モノは置かれるため、しまわれるためにあるのではなく、使うために作られました。大切にしまわれているモノはいつ使いますか?「いつか使うかも」と気にしながら生活をしていても、いざ使う場になったら見つからなかったり、新しいモノを購入したりした経験はありませんか?「いつか」はいつなのか、来年の春や次のストックが切れたときなど、しっかり決めておきましょう。

 

まずは処分できないモノの把握をしましょう。そして、なぜ処分できないのかの理由を3個考えます。1つ目はだいたい自分の元にやってきた経緯が挙げられるでしょう。「おばあちゃんから譲り受けた」「お金を貯めて買った」「父親に買ってもらったモノ」「海外で買った」など。2つ目は背景がクローズアップされます。「昔の貧乏時代を思い出す」「小さかったころの思い出」「いつでも行ける場所ではないところで買った」などなど。3つ目がポイントです。モノには思いが宿ります。ココロから「残しておきたい」と感じる決定的な理由をしっかり考えましょう。「処分したあと、仮にお金や時間に余裕があったら、もう一度手に入れたいか」も判断基準のひとつになります。

 

自分自身もなんとなく置いてあるモノがないかあたりを見回すと…。ありました。ホットプレートです。
10年くらい前まではよく使ってました。お好み焼きやホットケーキを作る際に使っていたものです。冷蔵庫の上に乗っているので、完全に忘れ去られている存在。見栄えが悪いからと、わざわざ箱にシールを貼っています。邪魔ではないのですが、現在の場所に引っ越して一度も使っていないことに気づきました。これこそ「なんとなく処分できないモノ」のひとつです。

 

お好み焼きやホットケーキはフライパンで作ります。電力量も結構使いますし、もしかしたら電源コード系は劣化している可能性も高い。こうなると保持している理由はあまりなくなります。あとは粗大ごみの日を待つばかり…となりました。

 

なんとなく置かれているモノ。処分できないモノは、理由をしっかり考えてモノを向き合ってみましょう。

 

ではでは。トトノエトトノウでした。

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