コラム

片付け苦手さんはハードル高し。立てて収納する利点と欠点。

2018/05/27

洋服の収納がうまくいかない、タオルはいつも上のほうばかり使ってしまう、食器がうまくしまえない。
そんなことはありませんか?
 
引き出しの高さが深い、もしくは奥行きが長い衣装ケースなどは、厚手のセーターをいれるのには適してますが、薄手のシャツやTシャツを収納すると、どうしても奥や下にあるものが取り出しにくくなります。ワタシが使用している衣装ケースも押し入れタイプ(奥行74センチ、深さ23センチ、幅39.5センチ)です。実は実家時代から使用しているものなので、一時期は買い替えも検討してましたが、まだ現役です。使いづらいけど、使いづらいなりに試行錯誤してます。

 

立てて収納すること

整理収納の本やテレビで「立てて収納する」というワードがよく出てきますね。「鉄則!」とまで書いてあるブログもよく目にします。その場合に立てて収納することで、見やすく量もすぐ把握できてしかもたくさん入るという利点があります。高さのある引き出し、取り出しやすくしたい、そんな人にはぴったりです。ワタシも実践している場所がいくつかあり、そのうちのひとつがタオルを収納している引き出しです。
 

 
中に入っているのはフェイスタオル、ひきだしは無印良品のものです。
https://www.muji.net/store/
「ポリプロピレンストッカー」で検索。
 
うちは決して大きくないので、幅の狭さがちょうどよいです。また、上部のフタをとって同じユニットの浅型や深型をカチッとはめられるので、あらゆる場所で多用してます。フェイスタオルの場合は、まずは短いほうを3つに折り、長いほうを4つに折るとすっぽり入りますし、取り出しやすくもなります。ホテルのタオルの畳み方を参考にすると、なおキレイに見えます。使用するときは前から、しまうときは奥から、というルールを作っています。
 
また、食器も立てている皿が一部あります。今は引き出し式の食器棚で、楕円形と円形の皿をたてて収納してます。引き戸付きの食器棚だったころは、スタンド型の皿立てを使っておりました。(すみません、写真が残ってなくて…)
 
ベルメゾン
https://www.bellemaison.jp/
「お皿スタンド」もしくは「ディッシュラック」で検索
 
100均にもお皿スタンドやファイルボックスを代用して入れることもできます。
書類もファイルボックスにざっくりカテゴリ別に分け、そちらにササっといれてます。

写真はフライパン類です。衝立があると、それを防ぐこともできますね。
 

立てて収納するメリット

・取り出しやすい
・パッと見て数が把握しやすい
・食器や書類はしまいやすさもあり
 

立てて収納するデメリット

・洋服は同じ大きさにたたむ必要がある。
・倒れやすい
 
フェイスタオルはだいたいの大きさが決まっているので、たたみ方を意識さえすればとても入れやすいですが、服はそうはいきません。たたみ方も几帳面な人はすんなりきれいに畳めますが、苦手な人にはこれだけでもハードルが高いわけで。多少の大きさやパタリと倒れるとだんだん嫌になってしまいます。ちなみにワタシ自身も前述の衣装ケースは立てて収納できてません。あまり着ないTシャツとポロシャツは仕切りをつけて立てて収納してますが、他は普通にたたんでいます。そのかわり、服の枚数を減らして、何が入っているか把握できるような形はとっています。わざわざ立てなくても、下のモノを使う仕組みを作ったり、枚数を最小限に制限して、期間を区切って使う方法もおすすめです。自分なりの試行錯誤は、やっぱり必要なんですね。
 
場所の問題で吊るすこともできない、でも畳むのは面倒。そんなお宅もあります。究極かもしれませんが、いっそ畳まないというのも実はテです。え?と思うかもしれませんが、キレイに入れたいとめんどくさい。天秤にかけた結果、めんどくさいの気持ちが優勢ならば、それでもよいでしょう。ただ、探すのにめんどくさくなる、取る際に探す必要が出てくるかもしれません。要は、最初に面倒か、あとで面倒になるかのどちらかなんです。
 
立てる収納は場所によって収納効率をアップするステキな方法です。でもそこに縛られる必要はありません。じぶんが、家族が心地よい暮らしをするために最善の方法を選びましょう。

ではでは。トトノエトトノウでした。

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