パソコンのデスクトップが整理できない問題
2019/05/19
先日、前橋で講演をしてきました。そこで少しだけパソコン整理についてお話をすると、こちらの反響が大きかったのにびっくりしました。
お話で各地を巡りますが、どこでも質問が多いのが「パソコン」。私自身も元システムエンジニアとして、これに悩まされた一人です。社内LANが必ずあるのですが、フォルダの階層の深さに辟易してました。ファイルを探すのに時間を取られることもしばしばでした。
現在お仕事で伺っている事業場のパソコンを覗かせていただくと、どこでもデスクトップに配置しているファイルやフォルダの多さにびっくりします。そこで、今回はデスクトップの整理についてお伝えします。
こたつの周りにモノを置いているのと同じ状態
デスクトップにファイルがたくさんあるのは、「こたつの周りに、いろいろなモノを置いている状態」です。動かなくても済むように「とりあえず置いておく」ことと同じです。 知らぬ間にデスクトップのファイルの場所が移動されていたり、削除されていたり…というのはこたつから出たら踏んづけて壊したようなもの。 まずはこの状態を回避しなくてはいけません。通常の部屋でもパソコンでも、机の上はキレイにしたいものです。
デスクトップで配置するアイコンは縦3列まで
まずはアイコンの数を減らします。配置するアイコンは縦2列程度、最大でも縦3列に制限しましょう。よく見てみると、デスクトップになくても問題ないアイコンがあるはずです。
ショートカット(エイリアス)やタスクバー(Dock)を上手に使う
Windowsの場合、タスクバーという通常は画面下に配置しているバーがあります。ここにピン留めをしておくことができます。ネットのブラウザ(ChromeやMicrsoftEdgeなど)やエクスプローラーが配置されていると、いつでもつかうことができます。また、よく利用するファイルやフォルダをショートカットしてデスクトップに配置しておくとアイコンの削減につながります。
Macのことはあまり詳しくないのですが、エイリアスやDockがそれにあたります。Dockはもともと配置されているアイコンが多いので、上手に活用するといいですね。
デスクトップは文字通り「机上」
デスクトップは直訳すると「机の上」です。一番の作業をする場所なのです。ここがうまく整っていないと、仕事がはかどりません。たくさんの資料の上で作業をしているようなものです。デスクトップもスマートに使えると、仕事もはかどりますよ。
ではでは。トトノエトトノウでした。