コラム

じぶんの中も棚卸。働き方をととのえる。

2016/12/15

転職を重ねてきた人、就職後にひとつの会社で頑張ってきた人。働き方は人それぞれです。だれもが共通していることは、経験等でスキルがあがっているということ。進み具合は違うけど、初めて社会人になったときとステージは変わっていると思います。10年同じルーチンワークをしている人も、コツをつかんだり人に教えるようになったり。異業種の転職をしても、前職のベースが少なからず影響をもたらしています。会社という組織から離れて家庭に入った人でも、家庭の中での経験やスキルは確実に上がっています。

 

あなたはどんな仕事をしてきましたか?
あなたはどんな経験をしてきましたか?
あなたはどんなことができますか?

 

それが棚卸です。本来の棚卸の意味は、決算日などに商品・製品などの在庫の数量を数え、在庫の金額を計算することです。それを自分自身に置き換えて、仕事や経験、趣味や好きなことなどを全部洗い出すのが、あなたの棚卸なのです。すべて出すことで、何ができるのか?それはあなたができることを、仕事に生活に活かすためのものです。

 

たとえば、私は元システムエンジニアです。
「システムエンジニア=パソコンに詳しい」
「システムエンジニア=すごく忙しい」
イメージはこんな感じです。
でも、就業時間どおりに帰ることのできる人もいれば、全くパソコンに詳しくない人もいるんです。正社員→派遣社員→契約社員→個人事業主を経験して、会社内の問題を俯瞰してきたので、正社員やチーム内の悩みも聴いてきたシステムエンジニアです、と言ったらどうでしょう?

 

正社員として入社してきたときはパソコンのパの字も知らず、超劣等生だったので、後輩に指導するときはなるべくわかりやすく教えるように心がけていた、と言ったら視点が変わるでしょうか?

現在、おかたづけの仕事では子どものころから片づけが苦手だったので苦手意識も共感できます。起業塾で伝える仕事をしている際には劣等生だったからわかりやすい伝え方を意識しています。それを引き出すことができたのが棚卸でした。あなたが持っているバックボーンは唯一無二です。働き方、キャリアを再認識する際に、ぜひあなたの子ども時代からの経験、大人になってからのスキルを見直してみましょう。

 

ひとりではなかなかできない棚卸。お手伝いさせていただいております。お問い合わせ、ご質問等はこちらからどうぞ。

 

ではでは。
トトノエトトノウでした。

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