高齢者の整理収納の前に、高齢者体験をして目線をトトノエてみました
2015.06.10 (水)

先日、高齢者の整理収納アドバイザー研修を受けてきました。そこで高齢者擬似体験をしてまいりました。両腕両足にはおもり。肘膝は曲がりづらいサポーター、背中は逆に曲がりやすい状態でゴムが仕込んであります。感覚の掴みにくい手袋もはめました。ゴーグルは黄色くぼやけて見え、耳栓もしています。
個人差はかなりあるとは思いますが、これが本当に「再現」という状態ならば、高齢者は相当大変な思いをしていらっしゃるのだなと痛感します。「お年寄りには座席を譲りましょう」と電車には至る所に掲示されてます。でも、体感して自主的に「譲らなきゃ!」と意識する方が、何倍も良いのではないかと感じました。機能は使わないとどんどん衰えてくるので、今から対策しておかなくては…とも思いました。
手が上がりません。ということは、吊戸棚は使いづらくなります。脚立を上がるのも大変です。また黄色くぼやけているので、整理収納アドバイザーがよくつかう「白いグッズ」は見づらいです。字が小さいと、何が書いているかわかりません。いたるところに配慮が必要だとココロから感じます。
ではでは。
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