大切につかうこと。

2015.10.25 (日)

10年位前でしょうか?もったいないお化けが話題になった時代があります。「にっぽん昔話」調のアニメCMです。好き嫌いの激しい子どもたちの元にもったいないお化けがでてきて「もっいねぇ〜」と取り囲む。それから好き嫌いはなくなったとさ、めでたしめでたし…。こんなおはなしです。詳しくはYouTube で見てみてください。

 

もったいないとは勿体無いと書きます。勿体とは物体、つまり「モノのかたち」が語源となり、それが「重々しい」「品格」という意味にもなりました。(大辞林第3版抜粋)勿体無いとは「あるべき姿(モノ)がない」ということ。「わたしには勿体ないお言葉でございます」という使い方もありますね。モノは使ってこそ。しまっていたらモノの価値がなくなってしまいます。もちろん1年に一回しか使わないものは使用するときまでは大切に保管するとは思いますが、2年も3年も押入れの中にあるモノはそれこそ「もったいないお化け」が出てしまいますよ。
 
冒頭の写真は母の実家で撮ったものです。台所で使う、お砂糖や塩を入れておく調味料入れです。古めかしいですよね。実は父が以前勤めていた会社のもの。もう17,8年前に吸収されて今はありません。この調味料入れは、それこそ40年以上前からこの家にあったのではないでしょうか?モノに気持ちがあるとしたら、かなり嬉しいだろうなと。わたしも発見して懐かしい気持ちになりました。
 
もったないお化けが出ないような暮らし、送れるといいですね。
ではでは。トトノエトトノウでした。

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