片付けられない怒りが込み上げてきたときの心の整理術
2018/04/09
片付かないのは自分が要因だけではありません。家族、職場、友人。なんだ片付けられないのー!!とイライラ、キーっ!!怒りがこみ上げることもありますね。今の怒りが以前の不満が思い出されて更に沸騰してしまったり、手が付けられない状態になってしまうと、危害を加えることも出てきます。怒りが自分だけでなく、周りが嫌な思いをしてしまうことも多いです。しかし、収まるのにもまた時間がかかります。
わたしの気持ち、わかってーっ!
ひとはなぜ怒るのか?それは「自分の意に反したことが起きる→わかってほしいの、こうしてほしいの」という意思表示です。人間としては当たり前の感情です。すべてが悪いことではなく、かえって人間関係をよくすることもありますが、感情にまかせて相手に伝えるとトラブルの原因につながることがほとんどです。
怒りの前にでてくる感情を探しましょう。悲しい、悔しい、不安、恐怖、不満、がっかり、などなど。○○があれば片付けられるのに、なんでできないのかな、という状態ですね。許せる感情と許せない感情が振り子のようにグラグラとして、アタマに血がのぼるような気持ちが押し寄せてきます。血圧が上がったりドキドキしてきたり。許せないスイッチが入ると、怒りが爆発。いてもたってもいられなくて、気がついたら目の前のモノを壊してしまった…という話も聞いたことがあります。こういう時は出てくる言葉も整理がされていないことが多く、相手にうまく伝わっていないことも多いのです。怒りを整理するのも、大切なことなのですね。
怒りの数値化、怒りのパターンをみつける
怒りのタイミングもひとそれぞれ。小さなコップに水が溜まったらあふれるのは早いけど、ひっくり返しても少量なのでそれほど被害は及びません。逆に大きなコップに水が溜まるのは時間がかかりますが、ひっくり返したら周りに大変な被害をもたらします。いつもは怒らないけど、怒るとコワいという人、要注意です。怒りのコップに目盛りがあるといいですね。8分目になったときに、ひっくり返さないための対策を考えておくと、被害が拡大せずにすみます。
人の性格がいろいろなように、怒り方にもパターンがあります。自分がどういう場面で怒りやすいかを考えてみましょう。外にあらわれるのは自分に対しての怒りよりも、自分以外のヒト、コト、モノに対しての怒りがほとんどなのではないでしょうか。「なんで?おかしくない?」という感情は、思い込みが引き金になってます。わかってもらえないと怒りは収まらないわけですから、自分の中でグルグル不満が溜まる前にどう収めるか、どう吐き出すか、どう相手に気づいてもらえるかがポイントです。
怒っても相手が何もしない、ただ嫌な気持ちになっただけだとまさに「怒り損」。さらにイライラが募ります。カッカしているときに話しても解決には結びつかないことが多いことを意識しておきましょう。
怒りにも整理が必要なんですね。
ではでは。トトノエトトノウでした。