コラム

心がざわつく、もやもやするときは書いたり話してみよう

2018/06/03

心が落ち着かないとき、もやもや・ざわざわするときはありませんか?書く、話すという行為は、自らの整理にとても役立ちます。

 

書くことで頭の中を見える化する

アタマの中は見ることができません。そして一度に二つ以上考えることはできません。さまざまなことを一度に考えると、すべてが絡まってしまいます。そこで、「書く」ことで見える化して、考えていることを吐き出します。パソコンに打ち込むことは、頭の中でウンウン考えているよりは断然よいですが、よりスッキリしたいときは手書きをすることをおすすめします。脳が「書いた」という行為を覚えてますし、心を鎮めるのにも一役買っています。何を書いてよいかわからない場合でも、思うままに書きなぐっても、絵でも図でも構いません。

 

話すことでアタマをスッキリ、クリアにする

部屋の片付けもそうですが、入れたものは出さないと溜まってしまいます。あーでもないこーでもないと考えてアタマがパンパンになってしまった場合は言葉に出しましょう。もちろん、困りごとを話すのが一番スッキリしますが、話せないこともありますね。その場合はたわいのない話をしてもいいのです。考えすぎていたものを一旦忘れて、楽しいひと時を送ることで、一度クリアになります。

 

写経、写仏、ぬり絵の効果

自分のことを出したりメモに残るのは嫌という人もいます。実はワタシもその一人です。仕事に関する考えやアイディアは実際に書き留めたり、メモに残すことができます。もともと日記をつけることが苦手で、自分の思いがメモに残るのはどうしてもできません。そのような人は写経や写仏を始めたり、ぬり絵をすることをお勧めします。写経・写仏は心を鎮めて、仏教の経典や仏画を書写する修行のひとつです。書く、描くことでざわざわとした心が落ち着きます。またぬり絵は色鉛筆や絵の具など、童心に返って自分の好きな色を塗ることができます。ぬり絵は修行ではありませんが、色の効果や塗ることで無になることから、日常のストレスを和らげてくれるのです。最近はおとなのぬり絵も売ってますね。一心不乱に「手をうごかす」ことが、もやもやざわざわを抑える効果につながりますよ。

 

ではでは。トトノエトトノウでした。

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