コラム

ジョハリの窓からじぶんをととのえる。

2016/05/22

わたしはどんな人?わたしはどんな風に見られてる?わたしの意外な面って?誰も知らないわたしは?ワタシはヒトの目を非常に気にする子どもでした。自信のなさ、過小評価。いい人でいよう。嫌われないようにしたい。歳を重ねるにつれ、その思いはすこしずつ薄れてきてはおりますが、まだまだヒトの目は気になっているかもしれません。

 

ジョハリの窓という言葉、知ってますか?
心理学を学んでいる人はよくご存じでしょう。ジョセフさん(Joseph Luft)とハリーさん (Harry Ingham)という、心理学者ふたりが提唱した理論です。ジョハリという言葉、当初日本語の略語か?と思ってましたが、英語でも”Johari Window”といいます。
 
縦が自分、横が他人。それぞれ「しっている」「しらない」窓があります。掛けあわせると4つの窓ができるわけです。
自分も他人も「しっている」開放の窓。
他人が「しっている」盲点の窓。
自分だけ「しっている」秘密の窓。
自分も他人も「しらない」未知の窓。
 
自分のことを他人に知ってもらうことで開放の窓がぐぐっと広がります。他人に自分のことを伝えてもらうことでも開放の窓がぐぐぐっと広がります。
 

他の人にワタシのことを伝えることはワタシにとってはいい効果でした。「じぶんはこう思われているんだろうな?」と感じていたこと、大体はあっていましたが、意外な「盲点」を知ることもできました。開放の窓をたくさん開け放つことで、いい人でいなくてはいけないという気持ちはかなり減りました。自信のなさ、過小評価はまだまだありますけどね。
 
自分を知る。相手も知る。じつはキャリアにも必要なことなのです。このままでいいの?この仕事向いてないんじゃない?
長年システムエンジニアだったけど、この仕事が苦手と思っていた私。大学を出ているわけでもなく、劣等感の塊でずっとこの仕事をしてました。ずっとお金のために仕事している、唯一できる仕事だからやっているとずっと思ってました。
 
2、3度「もう二度とやらないっ!」と辞めましたが、紆余曲折を経て、結局システムエンジニアに戻ってきてました。きっかけはお金だったかもしれませんが、ある日、ふと感じました。あれ、アタシ意外とこの仕事好きなんじゃ…?
他の人にも聞いてみました。「え?システム好きだったんじゃないの??」あ、そう見られてたのね…。今はシステムエンジニアを辞めましたが、現在の仕事とリンクしてうまく付き合っていくことができれば、戻ってもいいかもと思ってます。
 
自分を知る。相手も知る。これで劣等感から少しでも解放されるといいですね。

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ではでは。
トトノエトトノウでした。

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