整理は「ぜんぶだす」ことから始まります。どうしてもココロがざわざわしているときは「ぜんぶだす」ことができない状態にもなります。そんなときは深呼吸。パニックになったとき、モヤモヤするとき、イライラするとき。鼻からいっぱい息を吸って、口から少しずつ吐いていきます。落ち着いて、周りが見えるようになりますよ。

なぜ深呼吸がいいの？

イライラしたり、パニックになっているときは呼吸が浅くなっています。

自律神経には、交感神経と副交感神経の2つがあります。活動的なとき、緊張が続くときには交感神経優位となります。逆久副交感神経は休息や睡眠に関係するので、リラックスするときに優位になるのです。人はストレスはゼロでもよくありません。緊張と弛緩を繰り返すことが大切です。

緊張がずーっと続くとリラックスができない状態になります。人が息を吐く行為は副交感神経が強く働くので、意識的に呼吸をゆっくり深く行うと、よく眠れるようになったり、血圧を下げる効果もあるのです。息を吸う秒数よりも、吐く秒数を長めにすると、さらにリラックス効果があります。目安は吸う秒数の倍ですが、きっちり計る必要はありません。きっちりしすぎると疲れてしまいますよ。

リラックスしてから、ココロの整理に臨んでみてくださいね。
ではでは。トトノエトトノウでした。