慣れてきた頃に失敗!初心忘るべからず。
2015/11/14
誰でも初めての事柄は緊張します。丁寧に、慎重に。それが慣れてくると緊張は少しずつ取れ、要領をつかんできます。いい意味でのコツを習得することはむしろ良いことです。でも、慣れきってしまうと痛い目を見ることがあります。ワタシはそれで何度か失敗してます。
クルマを購入して2年位のとき、車線変更に失敗して停車しているタクシーにぶつけてしまいました。7万円という非常に痛い出費。精神的にもフトコロにも大打撃を受けました。また、先日はお仕事で連続ミス。アシスタントとして受けたお仕事であるのにアドバイスをしてしまい、アドバイザーさんにお叱りを受けたり、お客様に一度注意を受けていたのに同じミスをしてしまったり。大反省です…。
完全にワタシの「慣れ」が原因です。どこかに怠慢が生まれるのですね。そういう時に失敗を繰り返します。思い起こせばクルマをぶつけた頃は、同じような時期に信号無視で2度も切符を切られたっけ…。
初心忘るべからずという言葉は、非常に身にしみております。ココロのどこかに少し緊張感を持ち続けて仕事に臨む、とても大事なことです。ストレスというのはありすぎるとカラダに変調をきたしますが、ストレスが全くないのもよくないのです。適度の緊張感が必要なのです。むしろ適度に保つことによって、よーしやるぞ!という気持ちが芽生え、さらなる自己成長も促すことができるのです。
「初心忘るべからず」という言葉は、世阿弥さんの言葉です。観阿弥・世阿弥というお名前、憶えていませんか?能(猿楽)を広めた人です。この言葉、人生にはいくつもの初心があって、それらを忘れてはいけないという意味です。(NHKテキストViewより)
失敗を成功に変えなくてはいけません。初めての気持ちを忘れず、適度の緊張感を持って今日もお仕事に励もうと思った出来事なのでした。
ではでは。トトノエトトノウでした。