好きは行動を起こしモチベーションをあげられる
2018/01/04
行きたいからがんばれた
好きが行動を起こさせるというお話です。その人は若いときに大きな病気をしています。私もその時はびっくりして病院に駆けつけました。大変なリハビリを経て現在は社会復帰をし、障害は残りながらも元気にお仕事をし、趣味のことにも積極的に動いています。長い付き合いで年に2、3回位はお会いしており、一緒に旅行に出かけたこともある仲。多少のことは知っていたけど、発症当時や現在の障害のことについては詳細に聞いたことはありませんでしたが、先日お会いした時にそのような話となったのです。
その人は以前から趣味に注力するタイプで、現在も催し物があれば何度も足を運びます。私も同行したことがありますが、そのパワーは今も昔も圧倒されます。「そのために働いているようなもの」とまで言ってます。病気を発症し、辛いリハビリの日々。その人を支えたのは、当時はまっていた趣味のとあるイベントに参加することだったと教えてくれました。車椅子で足を運ぶには高いハードルがあったので「そこに行きたいから頑張れた。歩いていかなくてはという気力もできた。心配していた母親も行くことを許してくれた」と。
その話をお聴きして、それほど趣味のないワタシにとっては目が点になりました。最初はびっくりしたのですが、リハビリを乗り越えられるほどの好きなことがあるだろうか、と考えたときにみつけられない自分がいました。好きなことへの圧倒的なチカラを感じ、ちょっとうらやましくも感じております。
辛いときは好きなことをご褒美に
好きなこと、みつけていますか?その話題をふられたときにアツく語れるものはありますか?語っているときは声がちょっと高くなりますし、熱量が感じられます。話すことを楽しんでる、そんな風にもとられます。聞いている人を圧倒するほどのボルテージを上げてしまうと周囲が引いてしまいますが、好きを上手に大切に育てることで、仕事や育児、介護や病気に立ち向かえるパワーが宿るのだと改めて感じます。
嫌いなこと、苦手なことをやらなくてはいけないとき、好きなことを後のご褒美として据えることはとてもいいことです。受験勉強が終わったら思う存分ゲームをやろう、この仕事がひと段落したら旅行へ出かけよう、介護の日々だけど暖かくなったら一日デイサービスを利用していちご狩りに行こう…などなど。ずーっと張りつめていたら人間は疲れてしまいます。緊張と弛緩、大切ですよ。
ではでは。
トトノエトトノウでした。