ツイてない、いいことがないと思ったときの思考の整理
2018/05/23
今日はいいことがないなー、なんだか最近ツイてないなー。そう思うことはありませんか?負のスパイラルに陥ってしまって「あーもうっ!」とイライラしてしまったり、しょんぼりしたり。友達の約束をすっぽかされた、急にあの人の言ってることが変わってた、上司に怒られた、裏切られた、足の小指をぶつけた…いろいろあるんです。
自分基準?他人基準?
例えば足の小指をぶつけたとします。相当痛いですよね。そのあとに大抵、ふたつの感情が生まれます。「自分がぶつけてしまった」と「そこに角があったからぶつけた」。前者は自ら気を付けようと感じ、後者は角さえなければと感じる。自分基準か他人基準なのかで考え方が真っ二つになるのです。他人基準になれば自分基準以上にムカムカしてきます。そして他人基準はムカムカの余韻が残ってしまいがちなのです。
意識はどちらに向きがち?
自分基準に向きがちな人は「あたしってダメだなー」と自己反省タイムが始まります。そのようなときは気分転換がうってつけです。アロマや旅行、海を眺める、甘いモノを食べる、ドライブするなど、好きなことで変化を楽しみましょう。
他人基準に向きがちな人は、あったことを前向きに捉えてみましょう。友達にすっぽかされたら、その時間で他にやろうと思ってたことをやってみませんか?
しかし、どうしても後ろに下がってしまう自分の気持ち。ワタシもどちらかというと根に持ってしまう(!)タイプなので、前向きになるまでには時間が必要な時もあります。そうなんです。時間が解決してくれることはたくさんあります。そのようなときはなぜイライラするか、吐き出してみましょう。人に話す、書いてみる、なんでもいいですよ。ひとつだけ意識したほうがいいのは、攻撃的にならないように冷静に出すことです。怒りや悲しみの炎はだんだん激しくなりますので、冷静な判断ができるようになってからにします。
過ぎてしまったものは元に戻らない
どちらにしても共通するのは「過ぎてしまったものは仕方がない」という点。過ぎたことをウンウン悩んでも、残念ながら時間は元に戻りません。裏切られたときに五寸釘を打っても、残念ながら相手は痛くもかゆくもありません。イライラしたり、どうしたらよかったのだろう?と後悔するよりも、今後どうやれば最善になるのか、そのとき自分はどうすべきなのかを考えたほうが建設的です。
ついてないな、ハラたつなー、なんで私だけ。
そんな思いが募ってきたとき、はたしてこの怒り、悲しみは自分基準か他人基準か。
心をニュートラルにしてみる余裕ができると、思考の整理もしやすくなりますね。
ではでは。トトノエトトノウでした。